ストレッチで筋肉痛!?やってしまいがちな間違いストレッチとは?

2022.02.01

surprised man

皆さんストレッチをして筋肉痛になったという経験はありませんか?

ストレッチは正しい方法で行えば、運動前なら身体を温めて運動に適した状態にしてくれ、また運動後なら筋肉をほぐし筋肉痛を軽減したり、筋肉の回復を早める効果があります。

しかし間違った方法で行うと、逆に身体を痛めてしまう可能性もあります。

そこで今回は、ストレッチで筋肉痛になる原因、よくやってしまいがちな間違いストレッチについて詳しく紹介していきます。

ストレッチで筋肉痛になる?

stretch shoulder

筋肉痛はなぜ起こる?

筋肉痛は、普段使わない筋肉を急に動かしたときや、過剰に筋肉を使用したときに起こりやすくなります。

特に以下のような状況下で筋肉痛は起こりやすいです。

  • 運動不足の人が急に運動をしたとき
  • 普段しない運動をしたとき
  • 筋肉が固い状態で運動をしたとき

また、よく朝目が覚めてすぐにストレッチを行うという人がいますが、朝起きてすぐにストレッチあまり良いとは言えません。

目覚めた直後は筋肉が固くなっているので、その状態で急にストレッチを行うと、筋肉に負担がかかってしまいます。

目覚めてすぐではなく、朝の身支度などを行いながら、少し時間がたってからゆっくりとストレッチをするようにしましょう。

ストレッチで筋肉痛になる原因

ストレッチは基本的に硬くなった筋肉をほぐす目的で行いますが、やり方によっては筋肉痛を引き起こしてしまうこともあります。

痛いと感じるまで無理に行う

筋肉を伸ばせるだけ伸ばした方が効果的であると思って、自分の限界以上の動きを無理に身体に強いる人もいますが、痛いと感じるまで行うのはNGです。

加減が少し難しいかもしれませんが、痛気持ちいいくらいで止めるようにしましょう。

一つの動きを長時間行う

身体に良いと思って、一つ一つの動きをあまり長時間行ってしまうと、かえって筋肉が固くなってしまいます。

だいたい一つの動きにつき20秒以内、全体のストレッチ時間を20分くらいの目安で行うようにしましょう。

息を止めて行う

たまにストレッチを行う時に息を止めて身体を伸ばしている人がいますが、呼吸はストレッチにとってとても大事です。

しっかりと鼻から吸って口から吐く呼吸を行い、呼吸に合わせてストレッチを行ってください。

やってしまいがちな間違いストレッチ

stretch leg

以下では多くの人が正しいと思ってやってしまいがちな間違いのストレッチ方法を見ていきましょう。

目覚めてすぐに行う、痛いと感じるまで無理に行う、一つの動きを長時間行う、息を止めて行う、ということが良くないというのは既に上記で紹介しましたが、その他にも、特に大事なものについていくつか紹介していきます。

運動後だけストレッチを行う

運動後のストレッチは筋肉をほぐし、疲労回復の効果がありますが、運動前のストレッチにも筋肉を柔軟にして身体を動かしやすくし、けがを防止するという効果があります。

身体のことを考えてストレッチを行うなら必ず運動前・運動後の両方行うようにしましょう。

筋肉痛になっている時にストレッチを行う

筋肉痛を早く治すために、筋肉痛の箇所にさらにストレッチを行ってしまうと、さらに筋肉に負担をかけてしまい筋肉痛が長引いてしまうかもしれません。

もしするのであればごく軽いものにしましょう。

運動前に静的ストレッチを行う

静的ストレッチの例としては柔軟体操などがよく例に挙げられます。

基本的にこの静的ストレッチは運動後に行うものであり、運動前に行ってしまうとパフォーマンスが低下することがあると言われています。

運動前は、ラジオ体操などに代表される動的ストレッチを行うようにしましょう。

伸ばしている筋肉を意識する

ストレッチをしている時に、伸ばしている筋肉の箇所を意識してしまいがちだと思いますが、これは実際には逆効果になってしまうことがあります。

筋肉は意識すればするほど固くなってしまうので、もし背中を伸ばすストレッチを行うのであれば、できるだけ腹筋を意識するようにしましょう。

まとめ

woman stretch

今回紹介したように、ストレッチも間違った方法で行うと筋肉痛を引き起こしてしまうことがあります。

またストレッチと言っても、運動前・運動後などによってもどのようなストレッチを行えばいいかというのは変わってきます。

またストレッチを行う理由も、単純に身体を柔らかくするため、運動不足を少しでも解消するため、運動する際の怪我・筋肉痛の予防のため、と様々です。

それぞれ自分の目的を明確にしたうえで、せっかくならより効果が出るように、今回紹介したような間違いのストレッチ方法をしてしまわないように気を付けて行いましょう。

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