スロージョギングって効果あるの?過剰な負担をかけずにダイエット!

2022.02.01

jogging on beach

ダイエットするためには、きつい筋トレや、激しい有酸素運動をしなければいけないってイメージありますよね...。

ただ、現代人は運動をする習慣が減っており、いきなり負荷の高い運動をしてしまうと、怪我をしたりひどい筋肉痛になったりして運動を継続出来なくなってしまいます。

そこで、最近体に負担のかからない「スロージョギング」が注目されています。

体に負荷のかからないスロージョギングですが、実際にダイエットへの効果は期待出来るのか。が一番気になるところですよね。

今回はスロージョギングは本当に効果があるのか、スロージョギングの正しい方法についてご紹介したいと思います。

スロージョギングって?

スロージョギングとは、読んで字の如しですが、ゆっくりとジョギングをする運動方法です。

一般社団法人日本スロージョギング協会によると、スロージョギングとは、「隣の方と話ができるくらいの運動の強さで行うジョギング」だそうです。

ダイエットを目的としていたり、健康維持を目的としている方が運動をする上で最も大切なことは、運動を日常的に継続して行うことです。

普通のジョギングやランニングだと体に負担がかかりやすく、身体的にも精神的にも継続しにくく、結局走らなくなってしまった...。なんて方も多い方と思います。

でも、このスロージョギングは隣の人と会話出来るくらいの速度なので、息もそこまで上がることなく、友達と会話を楽しみながら運動が出来るのです。

友達や恋人と、朝の時間帯や仕事終わりなどに時間を合わせて一緒にすることで、一人で辛い運動も楽しい時間へと変わり、無理なく運動を続けることが出来ると思います。

スロージョギングの効果

slow jogging

スロージョギングは体に無理な負担をかけることなく運動が出来る方法です。

体に負担をかけないからあまり効果も期待出来ないのでは?と思う方も多いと思います。

スロージョギングはウォーキングよりも効果があり、普通のジョギングより負荷が少ないので、継続しやすく結果的に効果も見込める運動です。

ウォーキングと同疲労度で消費カロリーは1.6倍!?

スロージョギングでは、息の上がらない速度ならどれだけゆっくりでも良く速度は歩く速度と同じくらいか、それよりも少し遅くても大丈夫です。

しかも、ウォーキングと同じくらいの疲労度消費カロリーは1.6倍にもなります。

疲労度も同じで、負担もかからないのであれば、スロージョギングの方がウォーキングより断然良いですよね!

なぜウォーキングよりもスロージョギングの方が消費カロリーが多いのでしょう。

ウォーキングとスロージョギングの違い

ウォーキングと同程度の疲労度でなぜスロージョギングの方が消費カロリーが増えるのかと言うと、

ウォーキングとジョギングの動きが違い、使う筋肉が違うからです。

  • ウォーキング:どちらかの足が必ず地面について前進する。
  • ジョギング:両足が地面から離れて前進する。(ジャンプして前進する。)

ウォーキングは、どちらかの足が地面について、もう片方の足を前にだし、それを交互に繰り返して前進して行きます。

一方ジョギングでは、どちらの足も地面から離れて、ジャンプをするような形で前進して行きます。

この違いに消費カロリーが1.6倍になる理由があります。

ジョギングの両足を地面から話す動きの際に、腹筋、背筋、太もも、お尻といった体の中でも大きな筋肉が動きます。

なので、スロージョギングでゆっくり走っていてもウォーキングよりも筋肉をたくさん使っているので、カロリー消費量が増えるのです。

スロージョギングの方法

jogging

スロージョギングを行う上でのポイントをいくつかあげました。

姿勢、走り方、速度、運動時間についてそれぞれ説明しています。

  • 姿勢を意識して
  • フォアフット(足の指の付け根)走法
  • 笑顔で会話が出来る程度の速度で
  • 1日20〜30分を目安

姿勢を意識して

背筋がまっすぐ伸びていることを常に意識して走りましょう。

背筋が丸まったまま走ってしまうと、背筋の筋肉と足の筋肉が綺麗に連動して動かなくなり、不自然な動きになってしまい、効率的に筋肉を動かすことが出来ません。

顎を引き遠くを見るように意識しましょう。

そうすることで、呼吸がしやすくなり疲れにくくなります。

フォアフット(足の指の付け根)走法

フォアフット走法とは脚への負担が軽減される走法です。

足の指の付け根(フォアフット)から着地して走る方法で、素足でその場でジャンプした時に着地している部分がフォアフットです。

一度裸足でジャンプしてみてください。フォアフットで着地する感覚が掴めるはずです。

フォアフットの着地がわかれば、あとは走った際に、フォアフットで着地することを意識するだけです。

笑顔で会話が出来る程度の速度で

スロージョギングは、隣の人と笑顔で会話出来る程度の速度で十分です。

歩く速度と同程度か、それよりも遅くても全然大丈夫です。ただ、姿勢と走法を常に意識して走るようにしましょう。

1日20〜30分を目安

スロージョギングでは、1日に走った合計の時間が大切です。

一度に30分走らなくても、朝15分、夕方15分と区切って走っても大丈夫です。

重要なのは、毎日続けて行うということです。

スロージョギングで無理ない運動

jogging with dog

スロージョギングの最大のポイントは無理なく続けられることです。

普通のジョギングや、過度な筋トレを行なって三日坊主で結局ダイエットに失敗した...。という人でも簡単に続けられます。

効果なんてないんでしょう?って疑っておられる方でも1ヶ月続けてみてはどうでしょう。

過度な運動を1週間するよりもスロージョギングを1ヶ月継続して行う方が絶対に効果がありますよ。

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