ジョギングとランニング、違いとそれぞれの効果は？？

2022.02.01

身体づくりのためやダイエット、健康を気にしてジョギングやランニングをしている人は多いかと思います。

走るということでは同じなので実はよく混同されてしまうジョギングとランニングですが、この二つは方法や効果も違います。

なので「とりあえず走ればいいでしょ？」と曖昧なまま行ってしまうと、本来望んでいるような効果が得られないかもしれません。

そこで今回は、このジョギングとランニングについて、その違いと効果について詳しく紹介していきます。

ランニングとジョギングは何が違うの？

まず始めに、ランニングとジョギングの違いについて簡単に説明していきます。

ランニングとジョギングの違いは、一言で言えば走るスピードの違いです。

ゆっくりとしたペースで走るのがジョギングで、スピード感を保ったまま走るのがランニングになります。

ウォーキング→ジョギング→ランニングの順番にスピードが上がっていき、当然それに伴って負荷も大きくなり、期待できる効果も変わってきます。

もちろん人によって個人差があるため、元々体力のある人とそうでない人ではスピードも全く変わってきますが、だいたいの速さの目安で言えば、ジョギングは少ししゃべりながらでも走れるくらいの速さで、ランニングは息切れするくらいの速さで走ります。

ランニングとジョギングの違いが早さにあることは説明しましたので、次にランニングで得られる主な効果について説明していきます。

ランニングは基本的にはマラソンなどの競技者や、身体を鍛えたい人などが、身体機能を向上させる目的で行います。

スポーツなどをしていて速いスピードで長く動ける持久力をつけたい人、また瞬発力を付けたい人はジョギングではなくランニングを行いましょう。

逆にダイエットなどが目的の人は、ジョギングを行うようにして、速く走るランニングは控えましょう。

もちろんランニングにも脂肪燃焼の効果はありますが、心臓への負荷が大きくななり、心拍数が上昇するため、有酸素運動としての脂肪燃焼効果は薄くなってしまいます。

また足にかかる負荷も大きくなってくるため、足に筋肉がつきすぎて逆に太くなってしまうことがあります。

では次に、ジョギングで得られる主な効果について見ていきましょう。

上記でも少し触れましたが、ダイエットや身体を引き締めたい人にはジョギングがおススメです。

ジョギングはランニングよりもゆっくりのペースで走るので長時間行うのに向いているため、ダイエットに最適です。

なぜ長時間行うのが良いかというと、走るためには当然身体のエネルギーを使用しますが、走り始めてから２０分ほどで身体は脂肪をエネルギーとして消費し始めると言われているからです。

つまりジョギングを２０分以上続けることによって脂肪燃焼効果がアップし、効果的にダイエットを行うことができます。

また適度な運動にはストレス発散の効果があるため、ランニングに比べて負荷の小さいジョギングはストレス発散効果を得るのにも適しています。

適度な運動を行うと「幸せホルモン」と呼ばれる、リラックス効果のある脳内ホルモンであるセロトニンの分泌が促進されます。

また、ジョギングなどの適度な運動は睡眠の質を高める効果があります。

睡眠不足が精神に与える影響はとても大きいため、ジョギングを行うことはリラックスしてストレスを発散するとともに、精神的なトラブルの予防にもなります。

またこれはランニングとジョギングのどちらにも言えることですが、走ることで身体に筋肉がつけば、生活習慣病の予防など、健康的な身体やメンタルを作るためにはとても効果的です。

今回紹介したことを簡単にまとめると以下のようになります。

紹介したようにランニングとジョギングには明確な違いがあるため、自分が何を目的としていてランニングやジョギングを行うかというのは非常に大切です。

もちろんジョギングでも心肺機能は向上しますし、ランニングにもダイエット効果はありますが、やはり効率よく行うためにはそれぞれの特性や効果を理解して行う方がいいでしょう。

また、なぜそのような効果があるのか？ということなども知ることができれば他の運動やトレーニングなどをする時にもいろいろ自分なりの工夫ができるので、せっかくならたくさんの知識を増やしていきたいですね！

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