体質的にプロテインが合わない人っているの?プロテインを飲んで起こる体調不良とは
2022.02.02
たまにプロテインを飲むと気持ち悪くなる、お腹を壊すなど、プロテインが合わない体質の人がいるようですが、実際どうなんでしょうか。
この記事でわかること
・プロテインが合わない体質って存在するの?
・プロテインが合わないとどんな症状が出る?
参考記事
プロテインでお腹が痛くなる原因と対処法|自然派のプロテインに変えてみては?
プロテインが体質的に合わない人とは
実際プロテインが体に合わない体質というのはあるのでしょうか。
プロテインの成分から考えてみましょう
- タンパク質
- 炭水化物
- 脂質
- ビタミン
- ミネラル
- 甘味料
- 香料
- 牛乳(ホエイ・カゼイン)
- 大豆(ソイ)
基本的にはプロテインには以上のような成分が含まれています。
プロテインが体に合わない体質の人というのは、上記の成分を摂取した際に、体調が悪くなることがある人と言い換えることができます。
プロテインを飲んで起こり得る体調不良
では以下ではプロテインが原因で起こる可能性のある体調不良について、紹介していきます。
タンパク質の過剰摂取で肝臓に負担がかかる
プロテインはタンパク質を効率的に摂取することで、美容、筋トレ、健康など様々な効果を発揮します。
しかし、合う合わないだけでなく、タンパク質を適量を超えて過剰に摂取すると体調不良の原因になる可能性があるということも覚えておきましょう。
タンパク質は基本的に肝臓で分解されますが、一度に大量に摂取した場合、肝臓に負担がかかり、内臓疲労を引き起こすことがあります。
また、肝臓の分解能力も人それぞれで、同じ量を摂取しても問題のない人と、体調不良を引き起こしてしまう人がいます。
人工甘味料が体に合わない
一般的なプロテインには人工甘味料が含まれています。
プロテインは「飲みにくい」「美味しくない」いった評価を受けることも多いので、少しでも飲みやすくするために人工甘味料を加えます。
しかし、体質的に人工甘味料が体に合わないという人もいます。
もともと人工甘味料はジュースやお菓子など、様々なものに含まれています。
人工甘味料を摂取して気持ちが悪くなったことがあるなど、心当たりがある人は、購入前に成分を確認し、人工甘味料の含まれていないプロテインを選びましょう。
牛乳が体に合わない
プロテインには牛乳由来のものが多いですが、その牛乳が原因でお腹を壊すことがあるようです。
乳糖不耐症
ホエイプロテイン・カゼインプロテインは牛乳由来のプロテインであり、牛乳には乳糖というものが含まれています。
そして日本人の約半分がこの乳糖を分解する酵素を持っていない、いわゆる「乳糖不耐症」であると言われています。
もちろん個人差はありますが、ホエイプロテインやカゼインプロテインを飲んだ時にお腹を壊すようなことがあれば、乳糖不耐症を疑ってみましょう。
カゼインタンパク質が合わない
同じ牛乳由来でも、カゼインプロテインに含まれるタンパク質は消化が難しく、腹痛や下痢などを起こしやすいと言われています。
そのため、カゼインプロテインではお腹を壊すけど、ホエイプロテインでは大丈夫という場合もあります。
また乳糖不耐症にも程度がありますが、プロテインを牛乳で割って飲んでいる場合、さらに腹痛を引き起こしやすくなりますので気を付けましょう。
ソイプロテインは問題なく飲みやすい?
ソイプロテインを飲んで体調が悪くなったということはネット上でもあまり見かけないので、比較的ソイプロテインは体に問題が起こりにくいと言えるでしょう。
ソイプロテインは美容目的などで飲む人も多く、人工甘味料不使用のものなど、美容・健康に気を遣ったものが多くあります。
ただ、基本的にはどのプロテインもタンパク質という体に必要な栄養を摂取できる美容や健康、筋トレなど体に良いものに変わりはありません。
もしプロテインを飲んで体調に問題があると感じた場合は、どういう状況で何を飲んだかなどをしっかりと考えてみて、飲む種類や量を調節するなどして対処しましょう。
自然派プロテイン
無添加、人工甘味料不使用を謳う自然派なプロテインの人気も高まってきています。
様々な自然派プロテインのブランドもありますが、基本的にはソイプロテインを主として、無添加、人工甘味料不使用というブランドが多いです。
中には、最近はやりの昆虫食であるクリケットを使ったクリケットプロテインなどもあります。
興味のある方は、一度試してみてはいかがでしょうか。
関連記事
オススメ記事
ジムを検索する